まつげエクステが取れてしまう原因は！？

まつげエクステが取れてしまう原因は！？

まつげエクステが取れる原因

まつげエクステが取れる原因は、実は１つではありません。

その方のライフスタイルやまつげの状態やお手入れ状況、体質などにも左右されるものです。

例えば、自まつげの太さやくせ、まぶたの状態やアレルギーの有無、お肌の乾燥状態などの影響も受けます。クレンジングや洗顔方法や、使用しているお化粧品によってもまつげエクステの持ちは左右されます。

そうした様々な原因の中で、大まかなものを挙げてみましょう。

（１）毛周期に合わせて自然に取れる

よくまつげエクステをつけると自まつげが抜けてしまうのでは…、と心配をされる方がいますが、まつげエクステがついていようがいまいが自まつげは抜けます。

髪の毛や他の毛がそうであるように、新しく毛が生えてきて伸びて抜けるという一連の流れ（毛周期）がまつげにもあり、自まつげ1本1本がその毛周期に合わせて抜けていきます。この毛周期は個人差があり、早い方であれば30日ほど遅い方では100日ほどの開きがあります。成長期に伸びきって自然と抜けていく際に、まつげエクステも一緒に抜けていきます。

（２）グルー（接着剤）の劣化で取れる

まつげエクステは自まつげにグルーで付けているものですから、この接着部分が劣化してしまうとまつげエクステが取れる原因になります。

劣化する原因としては、ライフスタイルやその方のお肌の状態などが考えられます。

オイルクレンジングやお手入れでオイル系の美容液を使用している、うつぶせで寝る癖がある、プールやジムやホットヨガなどをすることで生じる水分と皮脂にも影響を受けます。

自まつげや肌が乾燥すると、まつげエクステを装着する際にも接着しづらかったりグルーの劣化につながるため、洗顔の際に熱いお湯を使用したり、強めの水圧のシャワーを使用したりすることも劣化の原因になります。

（３）接着部分や自まつげに負荷がかかり取れる

洗顔時や洗顔後のタオル拭きの際に、目元をゴシゴシしてしまったりすると自まつげや接着部分に負荷がかかってしまいます。

目を擦るようなアクションはまつげエクステにとっても自まつげやまぶたにとっても良くありません。

例えば花粉症などのアレルギーで目がかゆくなり目を擦ってしまうと、接着部分に負荷がかかりまつげエクステが取れやすくなるだけでなく、自まつげから抜けてしまう事があるために注意が必要です。

またメイクについては、メイクそのものが負荷になるというよりもビューラーを使用するとそれが負荷になったり、メイクを落とす際のクレンジングをすることが負荷になったりします。また、アイラインやアイシャドウなどの汚れがきちんと落としきっていないことで新しいまつげエクステをつける際に、きちんと接着出来ない原因になることがあります

（４）サロンや施術者に原因があり取れる

施術者の技術力や経験によっても、まつげエクステの持ちは左右されます。

まつげエクステの毛質や太さカール長さ等を選び、細く短いまつげに1本1本グルーでまつげエクステを装着していく。

文章にすると大したことがなさそうですが、非常に細かく繊細な職人技のような作業である上、施術を行うのは目元というデリケートな場所ですから、アイリストには十分な知識と技術と経験が必要なのです。

自まつげに対して太すぎたり長すぎるまつげエクステは、自まつげにとっては負荷が大きいため早くまつげエクステが取れてしまったり自まつげが抜ける原因になることもあるため、どのまつげエクステを選ぶかもとても大切なポイントです。

サロンによっては特にカウンセリングもなく、お客様の言う通りの太さや長さやカールのまつげエクステを付ける事もありますが、出来ればきちんとアイリストがまつげを見た上でつけるまつげエクステを決めていくのが好ましいです。

また、本来そのような事はないはずですが、グルーやまつげエクステ自体が何らかの要因で劣化していると、まつげエクステが早く取れてしまう原因になります。これはサロン側の保管や管理の問題と言えます。

施術に関しては、グルーの量が少なかったり接着面が少ない、グルーをまつげにつけまつげエクステを装着する前にグルーが乾いてしまっていると、しっかりまつげエクステが接着されませんからまつげエクステがきちんと施術をした場合と比べて取れやすくなってしまいます。

（５）施術当日にまつげエクステにダメージを与えてしまう

まつげエクステを接着しているグルーはその種類にもよりますが、完全に乾くまでに数時間かかります。一見きちんと固まっているように見えるのでつい油断してしまいますが、完全に渇くまでは出来るだけまつげに触らないように気をつける必要があります。